院内SEになるために必要なコト！
院内SEになるためにはどうすればいい？
院内SEになるための必須条件は、SEに関する専門知識を備えていることです。SEとして転職する場合は、ITの知識だけでなく現場経験が求められるでしょう。大ベテランと呼ばれるほどの経験が求められるわけではないにしろ、多少の経験がないと院内SEとして転職するのは厳しいのが現実です。企業でシステム開発に携わった経験や、システム管理の経験が少しでもある人ならば、院内SEとしての選択肢は一気に広がる可能性があります。SEとしての知識がまったくない場合には、IT専門の学校などで基礎からしっかり学ぶ必要があるでしょう。時間があるうちに、診療情報管理士などの資格を取っておくのもおすすめです！
院内SEの場合、医療業界に対する理解度がどのぐらいあるかも重要なポイントになってきます。SEの経験はあっても医療業界は初めてという人は、まず医療業界についてのリサーチから入りましょう。企業と病院では業務内容の種類がまったく違うので、業界リサーチはとても大事です。病院の求人を見ればどんな人材が必要とされているのかがわかるので、次にどんな手を打っていけばいいのかがわかります。転職エージェントを利用するなら、医療業界に特化したエージェントに相談してみてください。エージェントにしかない求人の情報が入手できるかもしれませんよ。
最低限持っておきたいスキルをおさらい
院内SEになるために必要なスキルを大きく2つに分けるとしたら、ITに関する基本的なスキルとコミュニケーション力です。この2つのスキルがバランス良く身についている人は、転職後も即戦力として活躍できます。
ITのスキルに関しては、基本的なスキルで十分対応可能です。問題はスキルの証明方法です。スキルがあると口頭で申し出るだけだと、どうしても信憑性に欠けてしまいますよね。ここをクリアするためにはやっぱり資格です。基本情報技術者はSEなら持っておきたい資格です。院内SEは、この資格に加えて医療情報技師があるとなお有利です！
コミュニケーション力は、ITの基本的なスキル以上に重要になってくるスキルです。病院には、医師や看護師、栄養士、薬剤師などさまざまな専門職の人たちがいます。さまざまな立場で異なる業務をこなしている人たちのニーズに対応するためには、専門知識とコミュニケーション力がセットで必要になるのです。コミュニケーション力は、なにを話すかということ以上にどう聞くかということに注意することが大切です。院内SEの自分になにを求められているのかを正しく理解しようと意識するならば、コミュニケーション力は自然と高まってくはずですよ。
